1 包括外部監査の対象
平成22年度 「保健福祉部及び教育委員会事務局が実施する事業について」 平成24年度 「東日本大震災後における子育て・教育環境の整備事業について」 平成25年度 「市の債権事務の執行について」
平成26年度 「水道事業(簡易水道を含む。)、下水道事業における財務事務の執 行及び管理運営について」
平成27年度 「外郭団体等の財務事務執行及び経営管理について」
平成28年度 「高齢者保健福祉施策及び介護保険事業に関する事務の執行について」
2 いわき市長から措置通知があった日 平成29年9月19日
3 措置通知の内容 別紙のとおり
※ 様式1「包括外部監査の結果に係る措置通知書」に記載されている「措置の種別(取 扱い方針5⑴ア~ウ)」について
ア 監査結果に基づき、または結果を参考として改善策を講じたもの。
イ 指摘等を受けた事項について、遡及しての是正改善はできないものの、その後の 事務執行に当たり、指摘等の趣旨に則り是正改善したもの。
ウ 遡及しての是正改善ができず、かつ、同種の事務執行が発生していない事項であ って、担当部局としての改善方策が決定したもの。
様式1
包 括 外 部 監 査 の 結 果 に 係 る 措 置 通 知 書
部局等名 こどもみらい部こども家庭課
監査の実施年度 (平成 22 年度)
○ 是正または改善を要する事項 措置の種別(取扱い方針5⑴ア~ウ) イ
意見または要望とする事項 措置した内容等
(129 頁)
⑺ 母子寡婦福祉資金特別会計について
① 事務処理取扱い要綱を定めるべきもの 滞納者に対する事務取扱要領等が制定 されていない。事務規定を整備し、取り組 んでいく必要がある。
〔当該事項が発生した原因〕
滞納者に対しては滞納通知書の送付や母 子・父子自立支援員及び母子寡婦福祉資金貸付 事業協力員が相談支援を行いながら、訪問徴収 等を行っていますが、当時、滞納者に対する事 務取扱に基づく対応がなされていなかったた めであります。
〔措置した内容及び再発防止策〕
現在は、「市母子父子寡婦福祉資金貸付事業 事務取扱」及び、県の「母子及び父子並びに寡 婦福祉資金貸付事務取扱要領」に基づき、滞納 者への徴収等を行っております。
また、市債権管理基本方針に基づき、詳細な 事務取扱についてのマニュアルが策定された ことから、これに基づき、債権管理課とも連携 し、さらに効率的かつ効果的な徴収体制を整備 して参ります。
様式1
包 括 外 部 監 査 の 結 果 に 係 る 措 置 通 知 書
部局等名 保健福祉部障がい福祉課
監査の実施年度 (平成 22 年度)
是正または改善を要する事項 措置の種別(取扱い方針5⑴ア~ウ) イ
○ 意見または要望とする事項 措置した内容等
(82 頁)
⑶ 委託について
② その他の委託について
5) 障害者相談支援事業のあり方を再検 討すべきもの
1ヵ所 900 万円の委託費で全体とし て 5,400 万円を支出しているが、全体の 相談件数を見ると 1,516 件であり、1件 あたりの相談費用は、35,620 円に上っ ている。
これらの事業自体の存続を否定する ものではないが、相談内容についても、 一般的なものから専門性の高いものま であり、専門性の高いレベルの相談窓口 を複数開設し続けることは不効率であ ると考えられる。
専門性の高い質問に対応できる部署 を特定し、一般窓口の負担を軽減するこ とによって、経済的で効率的な事業の運 営が可能となることも考えられること から、単に委託料のシーリングによる削 減だけではなく、その運営方法の見直し による委託料の削減方法を検討してい く必要がある。
〔当該事項が発生した原因〕
障害者相談支援事業については、障害者自立 支援法(現:障害者総合支援法)に基づく地域 生活支援事業における市町村の必須事業とし て、障がい種別や年齢に関わらず、障がい者等 の福祉に関する各般の問題について、障がい者 等からの相談に応じ、情報の提供や助言など必 要な支援を行うため、平成 19 年度より、当市 の広域性を考慮し、地域の偏りが生じないよう 北部・中部・南部の3地区に分け、「指定特定 相談支援事業所」の指定を受けた市内6事業所 へ委託により実施してきたものです。
〔措置した内容及び再発防止策〕
平成 29 年4月より、障がい福祉サービス事 業者への専門的な指導・助言や相談支援事業者 への人材育成支援、関係機関における連携強化 などを担うため、相談支援の中核となる「基幹 相談支援センター」を新たに設置し、また、地 域における障がい者本人及びその家族等から の相談を受ける総合相談窓口として、各委託相 談事業所で実施していた相談を5ヶ所の公共 施設内に「障がい者相談支援センター」として 設置し、高齢者と障がい者の相談窓口一元化を 図るなど相談支援体制の見直しを図ったとこ ろであります。
なお、効果的・効率的な事業運営とするため、 両センターともに、高齢者相談を行っている同 一法人へ委託したところであります。
様式1
包 括 外 部 監 査 の 結 果 に 係 る 措 置 通 知 書
部局等名 保健福祉部保健福祉課
監査の実施年度 (平成 22 年度)
是正または改善を要する事項 措置の種別(取扱い方針5⑴ア~ウ) イ
○ 意見または要望とする事項 措置した内容等
(97 頁)
⑸ 生活保護について
2) 自立支援に向けての取組を広範囲に検 討していくべきもの
自立の可能性の高い者への支援及び生 計を支える者がいることによって生活保 護を受給していないひきこもり者に対し 社会とのかかわり合いを継続的に提供し 支援していく等の具体的な仕組みが大切 になってきている。このような取組におい て、NPO 等の協力が今後の市政の運営に重 要になってくる。このような視点で、民間 に眠っている善意の活動を発掘し、育成し ていく支援に着眼していく必要がある。
〔当該事項が発生した原因〕
自立の可能性の高い者への支援及び生計を 支える者がいることによって生活保護を受給 していないひきこもり者に対し社会とのかか わり合いを継続的に提供し支援していく等の 具体的な仕組みが大切になってきております。 このような取組において、NPO 等の協力が今 後の市政の運営に重要になってきており、この ような視点で、民間に眠っている善意の活動を 発掘し、育成していく支援に着眼していく必要 があると考えております。
〔措置した内容及び再発防止策〕
被保護者の就労支援にあたっては、平成 18 年度からハローワークと連携した就労支援プ ログラムを実施するとともに、就労支援員5名 を嘱託職員として雇用しているところであり ます。
就労支援員は、地区保健福祉センター及びハ ローワークと連携しながら、支援対象者に面接 やハローワーク同行訪問等による支援を行っ ており、一定の効果が上がっております。(採 用された者の延べ人数:26 年度 87 人、27 年度 71 人、28 年度 75 人)
平成 29 年度からは、就労に向けた準備が整 っていない生活困窮者や被保護者に対して、一 般就労に向けた基礎能力の形成を計画的かつ 一貫して支援する就労準備支援事業を開始す ることとしております。
様式3
包 括 外 部 監 査 の 結 果 に 係 る 検 討 報 告 書
(現行の事務処理を継続するもの)
部局等名 保健福祉部地域医療介護室長寿介護課 監査の実施年度 (平成 22 年度)
意見または要望とする事項 検討内容等
(56 頁)
⑵ 補助金等について
③ 老人クラブの存在意義について再考す べきもの
市老人クラブ会員の高齢者人口に占め る比率は 11%となっていることから、会員 増強に向けた老人クラブ活動内容の見直 しなどについて指導を行い、減少に歯止め がかけられないようであれば、補助金の見 直しも検討していく必要がある。
〔当該事項が発生した原因〕
老人クラブ数及び会員が減少している理由 といたしましては、役員の後継者不足による老 人クラブの組織力低下や高齢者の価値観やラ イフスタイルの変化等が考えられます。
〔現行の事務処理を継続する理由〕
市老人クラブ連合会は、昭和50年4月に財団 法人化した自主自立の組織であり、その活動に ついては、連合会が主体的に取り組んでいるも のと認識しています。
市としては、今後もさらに高齢化が進む中、 高齢者が生きがいを持って社会参加をするこ とは、健康維持、介護予防につながることが期 待されることから、老人クラブが果たす役割は ますます重要になってくると考えています。ま た、平成 27 年3月に策定した第7次市高齢者 保健福祉計画では、取組みの視点の一つに、「高 齢者の社会参画の促進」を位置付け、老人クラ ブへの支援を継続することとしています。
老人クラブの会員の減少は続いております が、今後につきましても、会員増強に向け、老 人クラブ活動内容の見直しなどについて助言 するとともに、PRを行う機会を設定するなど して、側面的支援を行っていきます。なお、補 助金の見直しについては、市総合計画実施計画 において、平成 29 年度に「補助金の調査及び 評価」が位置づけられていることから、全庁的 な評価の実施にあわせて検討してまいります。
様式3
包 括 外 部 監 査 の 結 果 に 係 る 検 討 報 告 書
(現行の事務処理を継続するもの)
部局等名 保健福祉部地域医療介護室長寿介護課 監査の実施年度 (平成 22 年度)
意見または要望とする事項 検討内容等
(57 頁)
⑵ 補助金等について
④ シルバー人材センター運営費補助金に ついて
シルバー人材センターへの随意契約に よる業務の委託は、適法なものではあるも のの、高齢者のみを構成員とする団体に随 意契約による委託を継続することは、失業 等による生活保護者が増加している市の 現在の就労環境において、その他の年齢層 の就労機会を阻害することにもなりかね ない。
市として、高齢者のみを構成員とするシ ルバー人材センターへの随意契約を見直 すとともに、若年者をも含めた人材センタ ー等の育成に取り組み、その団体が自主的 に業務を受注できる組織へ発展させるた めの補助金に向けられて行くことも検討 していく必要がある。
〔当該事項が発生した原因〕
シルバー人材センターに関する考え方の相 違によるものと考えられます。
〔現行の事務処理を継続する理由〕
高齢者の雇用については、国が雇用の安定性 確保のため、一元的な施策を講じているところ であり、特に就労の機会が少ない高齢者等に就 労の機会を提供するため、法律でシルバー人材 センターの設置を定めているところでありま す。
また、シルバー人材センターの会員に若年者 を加えることは、法律の趣旨に反するものであ ることから、困難であり、シルバー人材センタ ーへの随意契約については、地方自治法の定め に基づき適正に行っているものと認識してお ります。
様式3
包 括 外 部 監 査 の 結 果 に 係 る 検 討 報 告 書
(現行の事務処理を継続するもの)
部局等名 こどもみらい部こども支援課 監査の実施年度 (平成 22 年度)
意見または要望とする事項 検討内容等
(149 頁)
⑵ 補助金について
① 学校運営事業の補助金算定に当たり検 討すべきもの
私立幼稚園運営費補助金(市単独補助 金 ) を 平 成 21 年 度 に 37 園 に 対 し て 187,754,500 円交付しているが、このうち 学 校 運 営 事 業 ( 園 児 割 補 助 ) に 対 し て 130,480,500 円支出している状況にある。 この補助金の算定基礎についてみると、
「5 月 1 日時点の園児数(定数が上限)×1 人当たりの単価」で算出している。 園児数についてみると年間を通じて変
動がないものであるならばこの考えは適 用されるものと思うが、年間を通じて変動 がないとは言えない状況にある。 補助金の交付の趣旨から見て毎月の園
児数を把握して園児数に応じた補助金を 交付するよう検討すべきである。 なお、保育園に対する同種補助金は、実
績数に応じたものとなっていることを付 け加えておく。
〔当該事項が発生した原因〕
市単独で行っている私立幼稚園・民間保育所 に対する補助金のうち、運営に要する経常的な 経費に対する補助は、基準日(5 月 1 日現在) を設け算定し、交付しているところでありま す。(幼稚園「学校運営事業」、保育所「児童割 額」)
なお、基準日の 5 月 1 日については、各種調 査統計等で使用している学校基本調査の基準 日を使用しているものです。
〔現行の事務処理を継続する理由〕
私立幼稚園及び保育所で行う、「子育て支援 事業」等特別な事業の経費に対する補助は、そ の事業の促進を図るため、対象人数等の実績を もとに交付しております。
それに対し、「学校運営事業」は、年間の経 常経費に対する補助であり、補助の単価も児童 1 人当たりに対する年額であることから、毎月 の入所児童数にて算出するにはそぐわず、現行 の事務処理を継続するのが適当であると考え るものです。
なお、保育所に対し毎月の利用児童数に応じ て給付しているものは、補助金ではなく、子ど も・子育て支援法に基づく、月の給付費である ことを申し添えます。
様式3
包 括 外 部 監 査 の 結 果 に 係 る 検 討 報 告 書
(現行の事務処理を継続するもの)
部局等名 文化スポーツ室スポーツ振興課 監査の実施年度 (平成 22 年度)
意見または要望とする事項 検討内容等
(150 頁)
⑵ 補助金について
② 補助金交付組織のあり方について検討 すべきもの
マラソン大会を開催することが目的と はなっているものの、実質的に市の財産に 帰属することから、現在の形式でマラソン 大会を継続するのであれば、特別会計を設 定し、市の管理下にある財産の状況及び歳 入歳出の状況を開示していく必要がある。 また、特別会計を設定しないのであれ
ば、現在の実行委員会を、法人格をもった 組織に発展させ、継続的に組織を運営し、 収支や財産を管理していくことを検討し ていく方法を検討していく必要がある。
〔当該事項が発生した原因〕
マラソン大会に係る収支決算については、2 名の監事による監査のもと適正に管理され、透 明性は担保されているという認識のもと、事務 処理を進めていたことによるものであります。
〔現行の事務処理を継続する理由〕
マラソン実行委員会は、行政のみならず、関 係団体(民間)が一体となって運営しているも ので、委員の任期は、翌々年度の実行委員会ま での2年とし、実行委員が不存在となる時期が 生じず、チェック機能が働いております。
また、予算管理については、継続性のある市 が、実行委員会事務局として所管し、公認会計 士を含む2名の監事の監査を受け、収支を実行 委員会に報告する方法で、透明性を担保してい ることから、今後も現行の取扱いを継続してま いります。
様式3
包 括 外 部 監 査 の 結 果 に 係 る 検 討 報 告 書
(現行の事務処理を継続するもの)
部局等名 財政部契約課 監査の実施年度 (平成 22 年度)
意見または要望とする事項 検討内容等
(156 頁)
⑶ 請負契約について
② 低入札価格調査制度の導入を検討すべ きもの
市の工事が、適正に行われていくことを 担保するために最低制限価格を設定する 意義はあるが、最低制限価格の基礎となる 工事積算自体が経済環境の変化や新技術 や新工法の発達に対応しているかにも疑 問があることから、低入札価格調査制度を 導入し、低価格での契約を促進し、また同 時に、低価格で入札できる環境変化を把握 し、設計価格の積算に反映させるよう取り 組んでいく必要がある。
〔当該事項が発生した原因〕
低入札価格調査制度の導入を行わない中で、 最低制限価格未満の入札者を失格扱いとして おり、最低制限価格未満の入札率が 33%以上 の工事6件のうち、3件は入札参加者の 50% 以上が最低制限価格未満で申し込んでおり、失 格扱いとされております。
〔現行の事務処理を継続する理由〕
低入札価格調査制度は、最低制限価格制度と 同様、適正な工事品質の確保や労務低下による 契約内容の不履行の抑止を図るため、ダンピン グによる著しい低価格での入札の防止を目的 としているものであります。
近年、国においては、建設業法や公共工事の 品質確保の促進に関する法律等の関係法令が 改正され、建設工事の適正な施工と将来にわた る担い手の確保を目的に、設計労務単価の引き 上げや予定価格の積算方法が見直されるなど、 適正水準の工事価格が設定されるための取り 組みが行われているところであります。 市としては、こうした国の動向を踏まえ、労 務単価の上昇や積算基準の改訂への対応を行 うとともに、最低制限価格を適切に設定するこ とで、低い価格でのダンピング入札を防止し、 適正価格による工事発注を促進しているとこ ろであります。
また、低入札価格調査制度を導入することに より、市側及び工事業者双方の事務負担が増大
監査の実施年度 (平成 22 年度)
意見または要望とする事項 検討内容等
し、現在、市民から求められている東日本大震 災からの早期復旧・復興に支障をきたす恐れが 想定されるところであります。
このため、現在の状況においては、当面、現 行の最低制限価格制度の運用により、適正な施 工の確保を図って参りたいと考えております。
様式3
包 括 外 部 監 査 の 結 果 に 係 る 検 討 報 告 書
(現行の事務処理を継続するもの)
部局等名 財政部契約課 監査の実施年度 (平成 24 年度)
是正または改善を要する事項 検討内容等
(44 頁)
6 学校施設の耐震化事業について ⑵ 監査結果
③ 最低制限価格について ア)工事施工への影響について 市の工事が、適正に行われていくこ
とを担保するために最低制限価格を 設定する意義はあるが、最低制限価格 の基礎となる工事積算自体が経済環 境の変化や新技術、また、新工法の発 達に対応しているかも疑問であるこ とから、低入札価格調査制度を導入 し、低価格での契約を促進し、そして 同時に、低価格で入札できる環境変化 を把握し、設計価格の積算に反映させ るよう取り組んでいく必要がある。
〔当該事項が発生した原因〕
中学校の進入路整備工事において、最低制限 価格未満による失格が発生し、入札は合計で3 回実施されたものの、工期は当初の3ヵ月を維 持し、予算繰越の上、翌年度にまたがる変更契 約により対応させることとなったものです。
〔現行の事務処理を継続する理由〕
低入札価格調査制度は、最低制限価格制度と 同様、適正な工事品質の確保や労務低下による 契約内容の不履行の抑止を図るため、ダンピン グによる著しい低価格での入札の防止を目的 としているものであります。
近年、国においては、建設業法や公共工事の 品質確保の促進に関する法律等の関係法令が 改正され、建設工事の適正な施工と将来にわた る担い手の確保を目的に、設計労務単価の引き 上げや予定価格の積算方法が見直されるなど、 適正水準の工事価格が設定されるための取り 組みが行われているところであります。 市としては、こうした国の動向を踏まえ、労 務単価の上昇や積算基準の改訂への対応を行 うとともに、最低制限価格を適切に設定するこ とで、低い価格でのダンピング入札を防止し、 適正価格による工事発注を促進しているとこ ろであります。
また、低入札価格調査制度を導入することに より、市側及び工事業者双方の事務負担が増大 し、現在、市民から求められている東日本大震
監査の実施年度 (平成 24 年度)
是正または改善を要する事項 検討内容等
災からの早期復旧・復興に支障をきたす恐れが 想定されるところであります。
このため、現在の状況においては、最低制限 価格制度の運用により、適正な施工の確保を図 って参りたいと考えております。
様式1
包 括 外 部 監 査 の 結 果 に 係 る 措 置 通 知 書
部局等名 教育委員会事務局教育政策課
監査の実施年度 (平成 24 年度)
是正または改善を要する事項 措置の種別(取扱い方針5⑴ア~ウ) イ
○ 意見または要望とする事項 措置した内容等
(22 頁)
2 奨学資金の貸与について
⑶ 市の復興事業計画の意味するもの 奨学資金の貸与を復興事業計画に位置
付ける以上、学生の視点に立って、他の奨 学制度と比較しても優位性のある、利用し やすい貸付制度の再設計が望まれる。
〔当該事項が発生した原因〕
近年の奨学資金利用者数の減少につきまし ては、国による高等学校等奨学支援金制度によ り、高等学校等の授業料の負担が軽減されたこ とが大きな要因であると考えております。
〔措置した内容及び再発防止策〕
学生・生徒がより利用しやすい貸付制度への 改正に向け、返還期間の延長、返還方式におけ る月賦の採用、他の奨学金との併用等について 平成 28 年度に検討を行ったところです。 その結果、制度改正により、返還期間の延長 による将来的な基金の取崩し・枯渇、月賦方式 採用による事務経費の増、他の奨学金との併用 による徴収率低下などの問題が生じることが 判明しました。
また、平成 29 年度には、奨学金返還の負担 を軽減するための、奨学金返還支援事業を創設 したところです。
これらのことから、今後は、募集期間の拡大 や広報強化により奨学資金の利用促進を図る とともに、奨学金返還支援事業により奨学生の 支援に努めてまいります。
様式3
包 括 外 部 監 査 の 結 果 に 係 る 検 討 報 告 書
(現行の事務処理を継続するもの)
部局等名 財政部契約課 監査の実施年度 (平成 24 年度)
意見または要望とする事項 検討内容等
(45 頁)
6 学校施設の耐震化事業について ⑵ 監査結果
③ 最低制限価格について イ)透明性の確保について
入札及び契約の透明性を高める観 点からは、「入札執行伺」において最 低制限価格を明示的に決定するとと もに、当該最低制限価格を事後公表す ることを検討すべきである。
〔当該事項が発生した原因〕
中学校屋内運動場改築工事においては、最低 制限価格の設定如何によっては落札者が異な ることとなる一方で、最低制限価格の決定プロ セスが不明瞭であるほか、いわき市においては 最低制限価格を事前、事後ともに非公表として いることから、最低制限価格の決定に疑念を抱 かせる余地が大きいものと考えております。
〔現行の事務処理を継続する理由〕
最低制限価格については、事後公表した場合 に、その後の類似した工事の発注に当たって、 データが蓄積されることによって当該価格を 類推され、事業者の技術力や経営力による競争 が損なわれる弊害が生じる恐れがあることな どから、非公表としているところであります。 なお、本市では、最低制限価格の設定方法に ついては公表しているところであり、一定の透 明性が確保されているものと考えております。
様式3
包 括 外 部 監 査 の 結 果 に 係 る 検 討 報 告 書
(現行の事務処理を継続するもの)
部局等名 財政部契約課 監査の実施年度 (平成 24 年度)
意見または要望とする事項 検討内容等
(52 頁)
6 学校施設の耐震化事業について ⑵ 監査結果
③ 最低制限価格について
ウ) 低入札価格調査制度の導入につい て
等級別格付「特A」を入札参加資格 とするなど入札参加に一定の厳しい 制約を設ける工事については、いわき 市においても低入札価格調査制度の 採用を検討すべきである。
〔当該事項が発生した原因〕
入札参加資格を等級別格付「特A」とするな ど入札参加に一定の厳しい制限を設ける工事 については、入札参加者はいずれも工事実績や 財務基盤の懸念が少ない建設業者であります が、入札金額が最低制限価格をわずかに下回る 入札参加者を失格としているところでありま す。
〔現行の事務処理を継続する理由〕
低入札価格調査制度は、最低制限価格制度と 同様、適正な工事品質の確保や労務低下による 契約内容の不履行の抑止を図るため、ダンピン グによる著しい低価格での入札の防止を目的 としているものであります。
近年、国においては、建設業法や公共工事の 品質確保の促進に関する法律等の関係法令が 改正され、建設工事の適正な施工と将来にわた る担い手の確保を目的に、設計労務単価の引き 上げや予定価格の積算方法が見直されるなど、 適正水準の工事価格が設定されるための取り 組みが行われているところであります。 市としては、こうした国の動向を踏まえ、労 務単価の上昇や積算基準の改訂への対応を行 うとともに、最低制限価格を適切に設定するこ とで、低い価格でのダンピング入札を防止し、 適正価格による工事発注を促進しているとこ ろであります。
また、低入札価格調査制度を導入することに
監査の実施年度 (平成 24 年度)
意見または要望とする事項 検討内容等
より、市側及び工事業者双方の事務負担が増大 し、現在、市民から求められている東日本大震 災からの早期復旧・復興に支障をきたす恐れが 想定されるところであります。
このため、現在の状況においては、当面、現 行の最低制限価格制度の運用により、適正な施 工の確保を図って参りたいと考えております。
様式1
包 括 外 部 監 査 の 結 果 に 係 る 措 置 通 知 書
部局等名 財政部債権管理課 監査の実施年度 (平成 25 年度)
是正または改善を要する事項 措置の種別(取扱い方針5⑴ア~ウ) イ
○ 意見または要望とする事項 措置した内容等
(94頁)
13 強制徴収公債権の財産調査について 自力執行権を有する公債権の徴収職員に は、滞納処分のため滞納者の財産を調査する 必要があるときは、その必要と認められる範 囲内において滞納者に対する質問検査権が 与えられ(国税徴収法第141条)、また、滞 納者には徴収職員の質問・検査に応じるべき 義務があり、正当な理由なく質問に対して答 弁せず又は偽りの陳述をした者や、検査を拒 み妨げた者に対しては50万円以下の罰金が 課せられる(国税徴収法188条)。
したがって、これらの公債権の滞納者の財 産情報については、「滞納処分のため滞納者 の財産を調査する必要があると認められる 範囲内」において、秘密性が否定されること になる。
こうしたことから、強制徴収公債権を所管 する担当課は、他の強制徴収公債権を所管す る担当課に対して、財産調査実施の有無・調 査結果を照会することは可能であり、財産調 査の効率性と調査結果の有効活用の観点か ら、財産調査情報のデータベース化及び共有 化を進めるべきである。
〔当該事項が発生した原因〕
強制徴収公債権を所管する担当課において は、国税徴収法による質問調査権を有している にもかかわらず、滞納処分等の専門知識・経験 を持つ職員が不足していることや、実施すべき 徴収手続等がマニュアル化されていないこと などにより、滞納者の財産調査等が実施されて おらず、債権差押え等の強制徴収も実施してい ない課等も存在しています。
〔措置した内容及び再発防止策〕
適切な債権管理を統一的に取り組むための 指針「いわき市債権管理基本方針」に基づき、 標準的に実施すべき手続等を示した「いわき市 債権管理標準マニュアル」を策定し、財産調査 情報の関係課への調査方法等についても示し たところであります。
また、市債権の重複滞納者の徴収一元化に係 る保有個人情報の目的外利用について、個人情 報保護審議会において承認されたところであ り、平成 29 年度、債権管理課は債権所管課と 財産調査情報等を共有しながら、市債権の重複 滞納者等に対する徴収代行を実施することと しています。
なお、財産調査情報のデータベース化につい ては、滞納事案ごとに共有できる担当課を制限 するような新たなシステムの構築が必要にな ることから、重複滞納者等の徴収代行の実績等 を踏まえながら、検討していくこととします。
様式3
包 括 外 部 監 査 の 結 果 に 係 る 検 討 報 告 書
(現行の事務処理を継続するもの)
部局等名 農林水産部農業振興課 監査の実施年度 (平成 25 年度)
意見または要望とする事項 検討内容等
(69頁)
3 広域農業開発事業償還金について
⑴ 農地の有効活用のために
抵当権を付している不動産は農地等で あり、活用の用途は限定されているもの の、担当課からのヒアリングによれば、担 当課への引き合いはあるが抵当権が障壁 となり売買が難しいとのことであった。 こうした引き合いが実現すれば、農地を 有効活用することにより、新たな雇用や経 済効果が生じ、いわき市にとっても望まし いと考えられる。
このため、こうした引き合いのある不動 産については、競売に付すことにより抵当 権を消滅させることが可能である(民事執 行法第 59 条)ことから、抵当権を実行し 競売に付すことにより有効活用を図るこ とを検討すべきである。
〔当該事項が発生した原因〕
現状では、引き合いがあるとはいえ、現地を 確認に来る程度であり、現地は山間部に所在し ている物件であることから、地理的条件で折り 合いがつかないことが多く、売却までの話にな らない状況となっているためです。
〔現行の事務処理を継続する理由〕
抵当権を付しているのは畜舎等の用途が限 定されている建物であり、築 30 年以上が経過 している上、土地の名義人は建物所有者ではあ りません。
したがいまして、抵当権実行のため建物のみ 競売に付しても、建物と土地の所有者が異なる ことに加え、建物を競売に付するにあたり行わ れる不動産鑑定において、築 30 年以上であり 用途が限定される建物は評価額がゼロとなる 場合が多く、裁判所から競売拒否される可能性 が高いと考えられます。
こうした現状を鑑みると、売却や換価するこ とにより債権を整理することが困難な状況と なっているため、今後については、引き続き滞 納者宅を定期的に訪問し、納付相談や建物の今 後の取扱いについての相談を受け付けながら、 債権を整理する方法を探っていくこととしま す。
様式3
包 括 外 部 監 査 の 結 果 に 係 る 検 討 報 告 書
(現行の事務処理を継続するもの)
部局等名 教育委員会事務局学校教育推進室学校支援課 監査の実施年度 (平成 25 年度)
意見または要望とする事項 検討内容等
(78 頁)
6 学校給食納付金について
⑶ 生活保護費からの代理受領について
「学校長による教育扶助費の代理受領 事務取扱要領」では、生活保護費からの代 理受領は3カ月以上の滞納がある場合と されているが、積極的に滞納の原因を抑制 していくためにも、生活保護費の中には給 食費の負担も含まれていることから、代理 受領を3カ月以上と制限することなく、代 理受領できるよう要領を見直すことも検 討していく必要がある。
〔当該事項が発生した原因〕
3カ月以上の滞納要件については、要領策定 時において、被保護者の自立助長を阻害しない ことを考慮し、規定されたことによるものであ ります。
〔現行の事務処理を継続する理由〕
3カ月以上の滞納要件については、生活保護 に関する事務を所掌する保健福祉部との協議 により、被保護者の自立助長を阻害しないこと を考慮して規定したものであり、保健福祉部と 再度協議を行った結果、前述した理由から要領 の見直しは行わないこととしたものでありま す。
なお、事務取扱要領同条において、3カ月以 上の滞納がなくとも「及び被保護世帯であっ て、学校長による教育扶助費の代理受領を申し 出た者のうち所長がこれを特に承認した者と する。」の規定により、3カ月以上の滞納条件 がなくとも対象者とすることができることと されており、実際に当該規定を適用し、即座に 代理受領を行うケースもあるなど、適時適切に 対応しているところであります。
【参考】学校長による教育扶助費の代理 受領事務取扱要領(抜粋)
第2条 この要領の対象者は、学校給食 費を教育扶助の開始日以後3月以上滞 納し、学校長による代理受領を申し出た 者のうち、当該被保護者の住所地を所管 する地区保健福祉センター所長(以下
「所長」という。)が承認した者、及び 被保護世帯であって、学校長による教育 扶助費の代理受領を申し出たもののう ち所長がこれを特に承認した者とする。
様式1
包 括 外 部 監 査 の 結 果 に 係 る 措 置 通 知 書
部局等名 生活環境部生活排水対策室南部下水道管理事務所 監査の実施年度 (平成 26 年度)
○ 是正または改善を要する事項 措置の種別(取扱い方針5⑴ア~ウ) ウ
意見または要望とする事項 措置した内容等
(156 頁)
5 財産管理・物品管理は適切に行われている か
(中部浄化センター汚泥焼却灰保管用倉庫賃 貸契約について)
リース料は、仮設建物の耐用年数7年を前提 として計算した場合、倉庫を建築した場合に比 べて経済的合理性がないと言わざるを得ない。 経済合理性も合わせて考慮の上、委託業者の 選定、契約金額、契約更新の有無を決すべきで あると考えられる。
〔当該事項が発生した原因〕
当該倉庫につきましては、原発事故に伴い発 生した放射性物質を含む汚泥焼却灰の保管の 為に設置したものでありますが、国は当初、こ れらの灰については、「3年以内で処分する」 としていたことから、短期間での使用を視野 に、リース契約により設置し、その費用は東京 電力㈱に賠償責任として請求することとして おりました。(なお、倉庫を建築した場合につ いては、市としての資産形成と判断され、「原 発事故に伴う賠償責任の対象にならない」との 回答も東京電力㈱から受けております。)
〔措置した内容及び再発防止策〕
賃借開始から 7 年目となることから、倉庫を 建築した方が経済的な結果となってはおりま すが、国の当初の処分方針に従う形で対応して きたこれまでの経過や賠償責任の支払い条件 から勘案すれば、契約時においては、正当な判 断であったと考えております。
また、国は未だに明確な処分時期を示してな いため、現状においては倉庫を使用せざるを得 ない状況にありますが、これから倉庫を建築す ることについては、経済的合理性を踏まえても 現実的ではないことから、現行のリース契約を 継続することとし、今後、同様の事態が生じた 場合には、当該指摘の観点を踏まえた対応に努 めることとします。
なお、昨年度につきましては、賠償責任によ る平成 23 年度分の費用についての支払いが市
監査の実施年度 (平成 26 年度)
○ 是正または改善を要する事項 措置の種別(取扱い方針5⑴ア~ウ) ウ
意見または要望とする事項 措置した内容等
に対してあったところであり、今後においても
「早期の処分」と「残る費用についての全額賠 償」に向けて要望して参る考えであります。
様式3
包 括 外 部 監 査 の 結 果 に 係 る 検 討 報 告 書
(現行の事務処理を継続するもの)
部局等名 生活環境部生活排水対策室経営企画課 監査の実施年度 (平成 26 年度)
是正または改善を要する事項 検討内容等
(144 頁)
2 公共下水道使用料及び地域汚水処理施設 使用料の徴収事務は適切に行われているか 徴収事務を委託している年度の財務状況 が事務負担金に反映されていない。
現状よりも合理的な算定根拠として、翌年 度の予算に基づいた数値に計算根拠を求め ることによって、現状よりは実態を反映した 数値での予算を策定することが可能となる のではないかと思われる。
〔当該事項が発生した原因〕
公共下水道使用料等の徴収事務委託につい ては、上水道、下水道の使用者に対する徴収事 務等に係る経費を節減し、効率的な事業執行を 行おうとするもので、市下水道事業が、市水道 事業に事務を委託しているものです。 その負担にあたっては、上下水道料金等の徴 収事務委託に係る経費について、合理的かつ公 平に負担するため、確定経費額を上下水道の使 用件数(調定件数)で按分し、負担金を算出して いるところです。
決算後の確定額をもって按分する方法のた め、当該年度に支出する負担金の算定方法は、 前々年度の徴収に要した経費の決算値として いますが、徴収に要する当該年度の予算として 計上した額とすることがより合理的と考えら れるとの指摘を受けたものです。
〔現行の事務処理を継続する理由〕
徴収事務委託料の算定について、指摘事項を 踏まえ、改めて水道局と協議した結果、昭和 61 年度の協定書締結時より、徴収に要した経 費として確定した決算値を用いることによっ て精算を発生させない方法としてきたこと、当 該負担金の徴収は恒久的に継続していくもの であり終期がないこと等の理由から、算定方法 について合理性、公平性が担保されている現在 の算定方法によることとしたところです。
様式1
包 括 外 部 監 査 の 結 果 に 係 る 措 置 通 知 書
部局等名 生活環境部生活排水対策室下水道事業課
監査の実施年度 (平成 26 年度)
是正または改善を要する事項 措置の種別(取扱い方針5⑴ア~ウ) ウ
○ 意見または要望とする事項 措置した内容等
(158 頁)
5 財産管理・物品管理は適切に行われている か
(中部浄化センター脱水汚泥機 No.1 の処分検 討について)
遊休状況となっている脱水汚泥機につい て、修理・故障時の代替のため保有している が、使用実績が数年間全くない状況である。 なお、点検の結果、稼働は可能であるが処分 を行っていない。
予備機としての有用性が乏しい設備は、イ ンフラ長寿命化計画も考慮の上、除売却等の 時期を検討する必要がある。
〔当該事項が発生した原因〕
当該設備は昭和 63 年に設置し、その後、汚 泥脱水機 No.3 の設置を平成 13 年、汚泥脱水機 No.2 を平成 21 年に設置しており、現在は汚泥 脱水機 No.2 及び No.3 で汚泥処理をしておりま すが、当該設備はリスク管理の観点から不測の 事態に備えて予備機として管理してきたとこ ろです。
〔措置した内容及び再発防止策〕
当該設備につきましては、除却工事を単独費 で行うには費用負担が大きいことから、「いわ き市公共施設等総合管理計画」及び「いわき市 下水道ストックマネジメント計画」に基づき、 関連設備の改築更新時にあわせて国費等の財 源を確保したうえで、除却することといたしま す。
今後、同様の事項が生じた場合につきまして は、各種計画を考慮し、適切な時期での除却に 努めて参ります。
様式1
包 括 外 部 監 査 の 結 果 に 係 る 措 置 通 知 書
部局等名 生活環境部生活排水対策室下水道事業課
監査の実施年度 (平成 26 年度)
是正または改善を要する事項 措置の種別(取扱い方針5⑴ア~ウ) ウ
○ 意見または要望とする事項 措置した内容等
(160 頁)
5 財産管理・物品管理は適切に行われている か
(北白土第一ポンプ場管理人舎の用途廃止に ついて)
現在空き家となっている管理人舎用地は、 送水の機能確保のためポンプ等の仮設設備 を設置する用地として活用することが検討 されているが、建物が残置されているため、 用地活用時に支障が生じる可能性がある。 遊休となっている当該管理人舎に関して、
現在稼働しているポンプの突発的な故障等 に備え、迅 に仮設ポンプ等の設置ができる ように施設の取り壊しを行っておくべきで ある。
〔当該事項が発生した原因〕
当該施設の用地は、今後、夏井川の対岸へ送 水している管が老朽化等により取替が必要と なった場合に、当該施設を取り壊した上で、北 白土第一ポンプ場の改築更新時の用地として 活用することを検討しております。
〔措置した内容及び再発防止策〕
当該施設につきましては、除却工事を単独費 で行うには費用負担が大きいことから、「いわ き市公共施設等総合管理計画」及び「いわき市 下水道ストックマネジメント計画」に基づき、 関連施設の改築更新時にあわせて国費等の財 源を確保したうえで、除却することといたしま す。
今後、同様の事項が生じた場合につきまして は、各種計画を考慮し、適切な時期での除却に 努めて参ります。
様式3
包 括 外 部 監 査 の 結 果 に 係 る 検 討 報 告 書
(現行の事務処理を継続するもの)
部局等名 水道局総務課 監査の実施年度 (平成 26 年度)
意見または要望とする事項 検討内容等
(67 頁)
4 契約事務は適切に行われているか
(最低制限価格制度の事後公表について) 市では、震災以降の工事単価上昇への対応 として、当初契約後、受注者からの申し出に より、契約締結時点での単価による変更契約 ができる取扱いを導入しているが、最新の工 事単価に基づいた最低制限価格の設定が行 われているか否か、疑念を抱かれる可能性が 高いと考えられる。
したがって、最低制限価格の設定如何によ って落札者が異なることから、入札及び契約 の透明性を高める観点から、当該最低制限価 格を事後公表とすることを検討すべきであ る。
〔当該事項が発生した原因〕
公共工事におけるダンピング受注を防止す るため、低入札価格調査制度又は最低制限価格 制度の適切な活用について国から要請されて おりますが、水道局では市の取扱いと同様に最 低制限価格制度を採用しています。
〔現行の事務処理を継続する理由〕
水道局においては、類似した内容の工事発注 が多く、最低制限価格を事後公表した場合、デ ータが蓄積されることにより、その後の工事発 注にあたり当該価格を類推され、事業者の技術 力や経営力による競争が損なわれる弊害が生 じる恐れがあることから、当該価格は非公表と しています。
なお、最低制限価格の算定式や設定範囲につ いては公表していることから、一定の入札の透 明性・公平性は確保されているものと考え、現 行の取扱いを継続することとしました。
監査の実施年度 (平成 26 年度)
意見または要望とする事項 検討内容等
(69 頁)
(低入札価格調査制度の導入について) 現在及び将来にわたる建設工事の適正な 施工及び品質の確保とその担い手を確保す べく、低入札価格調査の導入等、工事の性格 等に応じた入札契約方式を行えるよう、検討 されたい。
(71 頁)
(低入札価格調査制度の適切な活用について) 将来にわたる公共工事の品質確保とその 中長期的な担い手を確保すべく、低入札価格 調査制度の適切な活用について検討された い。
〔当該事項が発生した原因〕
公共工事におけるダンピング受注を防止す るため、低入札価格調査制度又は最低制限価格 制度の適切な活用について国から要請されて おりますが、水道局では市の取扱いと同様に最 低制限価格制度を採用しています。
〔現行の事務処理を継続する理由〕
建設工事の適正な施工及び品質の確保とそ の担い手の確保を目的として法改正が行われ ている趣旨を踏まえ、水道局としては、労務単 価の上昇や積算基準の改訂への対応を行うと ともに、最低制限価格を適切に設定することで ダンピング入札を防止し、適正価格による工事 発注を促進しているところです。
また、低入札価格調査制度を導入することに より、水道局及び工事業者双方の事務負担が増 大する恐れがあることから、当面、現行の最低 制限価格制度の運用により、適正な施工の確保 を図っていきたいと考えています。
様式3
包 括 外 部 監 査 の 結 果 に 係 る 検 討 報 告 書
(現行の事務処理を継続するもの)
部局等名 総務部職員課 監査の実施年度 (平成 26 年度)
意見または要望とする事項 検討内容等
(145 頁)
3 人件費、建設費、維持管理費等の費用につ いて効率的な経費管理が行われているか
(各種手当の事務処理について)
通勤手当の変更は、各種手当の中でも特に 不正受給防止を担保する体制を整備・運用す る必要があると考えられる。
職員は、新たに、いわき市職員の給与に関 する条例 12 条第1項に規定する職員として の要件を具備するに至った場合には、その通 勤の実情を やかに、通勤届(第3号様式) により任命権者に届け出なければならない とされているが、通勤手当の変更事由の発生 は、一定の場合、その事実発生を客観的に示 すことは困難である。
したがって、職員本人の申請に委ねること はやむを得ないとしても、不正受給防止の観 点から、その支給実態の検証体制を整備する ことは当然必要であるといえる。そして、そ の体制が有名無実となることがないよう、前 述したサンプリング調査等を定期的に実施 し、検証することが必要である。
〔当該事項が発生した原因〕
これまで、通勤手当に係る不正受給等は発生 していないことから、現行の事務処理を継続し ているものであります。
〔現行の事務処理を継続する理由〕
年5回(4、5、7、10、1 月)給与マスター リストを配布し、不適正な受給状態となってい ないか所属長あてに確認を依頼しているとこ ろであり、現況と相違がある場合には職員課に 報告する体制となっていること、また、公共交 通機関利用者については、購入した定期券等の 提出を求め、客観性を担保していることから、 現体制においても不正受給等を十分に防止で きているものと考え、今後も現行の事務処理を 徹底して参りたいと考えております。
様式1
包 括 外 部 監 査 の 結 果 に 係 る 措 置 通 知 書
部局等名 産業振興部商業労政課
(勤労者福祉サービスセンター) 監査の実施年度 (平成 27 年度)
○ 是正または改善を要する事項 措置の種別(取扱い方針5⑴ア~ウ) イ
意見または要望とする事項 措置した内容等
(77 頁)
2 財務事務の執行が適切に行われているか
(日常の資金管理状況について)〈未使用領収 書〉
未使用領収書の発行者印が印刷済となっ ている。不正使用されないようにするための 改善が必要である。
〔当該事項が発生した原因〕
窓口において、 やかに対応できるように、 事前に領収証書に理事長印を押印していまし た。
〔措置した内容及び再発防止策〕
管理者である事務局長、又は管理者から選 任された取扱責任者が、その都度押印し、対 応することとしました。
今後においても、この取扱いを徹底するこ ととします。
様式1
包 括 外 部 監 査 の 結 果 に 係 る 措 置 通 知 書
部局等名 文化スポーツ室文化振興課 (教育文化事業団)
監査の実施年度 (平成 27 年度)
○ 是正または改善を要する事項 措置の種別(取扱い方針5⑴ア~ウ) ア
意見または要望とする事項 措置した内容等
(134頁)
2 財務事務の執行が適切に行われているか
(物品管理について)
平成7年度購入のパソコン一式は所在不 明となっている。
引き続き現物確認調査を行い、実態を明ら かにする必要がある。
(135頁)
2 財務事務の執行が適切に行われているか
(固定資産台帳の管理について)
法人本部の固定資産台帳、備品台帳が更新 されておらず、現在新規に作成されていな い。定期的な現物照合も実施していない。 会計規程第 36 条では、固定資産台帳の管 理を規定しているが、現在の対応は規程に反 しており問題である。
〔当該事項が発生した原因〕
当該パソコンにつきましては、平成26年3 月に廃棄処分をおこなっておりました。その 際に固定資産の廃棄に係る事務手続きを失念 しておりました。
〔措置した内容及び再発防止策〕
平成28年度決算において会計処理を実施し ました。
今後は事務手続きに遺漏のないよう努めて まいります。
〔当該事項が発生した原因〕
固定資産取得等に係る事務の際、固定資産 台帳記入に係る事務を失念しておりました。
〔措置した内容及び再発防止策〕
当該固定資産台帳につきましては、平成28 年度に更新を実施しました。
現在は、固定資産の購入・除却・処分の都 度台帳の更新をおこなっており、さらに定期 的に現物調査を実施することで、固定資産の 状況を常に明らかにしてまいります。
様式1
包 括 外 部 監 査 の 結 果 に 係 る 措 置 通 知 書
部局等名 都市建設部都市計画課
(土地開発公社) 監査の実施年度 (平成 27 年度)
○ 是正または改善を要する事項 措置の種別(取扱い方針5⑴ア~ウ) イ
意見または要望とする事項 措置した内容等
(144 頁)
1 財務諸表の作成が適切に行われているか
(重要な会計方針の注記について)
過去から重要な会計方針が注記されてい ない。
完成土地等、開発中土地等については、棚 卸資産の評価基準及び評価方法、工具器具備 品については、固定資産の減価償却方法につ いて注記を記載する必要がある。
〔当該事項が発生した原因〕
「土地開発公社経理基準要綱」に重要な会計 方針は注記しなければならないと定めている ところでありますが、このことについて、決算 書への注記を怠ったまま措置しておりました。 財務諸表の適切な作成についての知識が不足 していたことが原因であると考えております。
〔措置した内容及び再発防止策〕
完成土地等、開発中土地等の棚卸資産の評価 基準及び評価方法について、決算書に注記を記 載し、また、工具器具備品の減価償却方法につ いても、引き続き決算書への注記を怠らないよ う努めて参ります。
なお、再度、このようなことがないよう公社 内での情報共有を徹底します。
様式3
包 括 外 部 監 査 の 結 果 に 係 る 検 討 報 告 書
(現行の事務処理を継続するもの)
部局等名 都市建設部 公園緑地課 (市公園緑地観光公社) 監査の実施年度 (平成 27 年度)
是正または改善を要する事項 検討内容等
(100 頁)
2 財務事務の執行が適切に行われているか
(賞与引当金について)
賞与引当金は計上していない。
支給対象期間が明確となっていることか ら、3月末の時点で未払いではあるものの、 12 月2日~3月 31 日までの勤務に対応して 支払われる賞与については、3月末時点で既 に発生していると考えられるため、賞与引当 金の計上を検討する必要がある。
〔当該事項が発生した原因〕
賞与引当金は、翌期に支払う賞与に備えて、 見積もり計上するための勘定科目であるため、 市からの指定管理料によって運営している公 社においては、年度毎に予算を計上しているこ とから、賞与引当金はなじまないものと判断し ていたためであります。
〔現行の事務処理を継続する理由〕
会計士と協議しましたが、賞与の支給対象期 間は定めているものの、支給の有無及び額につ いては、その都度理事長が決定することとなっ ており、支給見込額を合理的に見積もることが 困難であること、また、市からの指定管理業務 以外の委託契約事業については、会計年度毎に 清算する必要があり、一般財団法人の場合、税 法上の費用と認められていない賞与引当金を 計上した場合、余剰金とみなされること等につ いて検討した結果、計上は困難と判断したもの であります。
様式1
包 括 外 部 監 査 の 結 果 に 係 る 措 置 通 知 書
部局等名 観光交流室観光交流課 (国際交流協会)
監査の実施年度 (平成 27 年度)
是正または改善を要する事項 措置の種別(取扱い方針5⑴ア~ウ) ア
○ 意見または要望とする事項 措置した内容等
(35 頁)
1 財務諸表の作成が適切に行われているか
(国債の保有について)<国債の保有> 国債の保有について、満期までに所有する 意思が明確となっていないにも係らず、満期 保有目的の債券に基づく会計方針が明示さ れている。
満期まで所有する意思を明確にしておく べきである。
(37 頁)
2 財務事務の執行が適切に行われているか
(賞与引当金について)
賞与引当金の計上を検討すべきである。 期末日現在で、期末手当等の支給対象職員 が、引き続き在職することを前提に、冬季支 給日からの期間に応じて賞与引当金の計上 を検討する必要がある。
〔当該事項が発生した原因〕
国債の保有については、満期までに所有する 明確な意思を明記することから、決算書の財務 諸表に対する注記において、満期保有目的の債 券と明記することにより、満期までに所有する 意思が明確になっている認識を持っておりま した。
〔措置した内容及び再発防止策〕
上記の認識を持っておりましたが、これは満 期保有目的の債券に基づく会計方針の明示で あることから、平成 28 年度決算より、財務目 録においても満期まで保有する債権であるこ とを明記し、平成 29 年3月理事会にて満期ま でに所有する意思を明確にいたしました。
今後は適切な処理を行うようにしていきた いと考えております。
〔当該事項が発生した原因〕
担当者の認識誤りによるものです。
〔措置した内容及び再発防止策〕
平成 29 年度予算より賞与引当金の計上を行 いました。(平成 29 年3月理事会)
今後は適切な会計処理を行うようにしていき たいと考えております。
監査の実施年度 (平成 27 年度)
是正または改善を要する事項 措置の種別(取扱い方針5⑴ア~ウ) ア
○ 意見または要望とする事項 措置した内容等
(40 頁)
3 経理管理が適切に行われているか
(規程の不整合について)
会計規程第 31 条において、庶務規程第 15 条を準用する旨が規定されているが、庶務規 程の該当条数が不整合となっている。
庶務規程の改定が必要である。
〔当該事項が発生した原因〕
平成 25 年度に財団法人から公益財団法人に 移行し庶務規程を作成しましたが、詳細な確認 が漏れていたことから条数に誤りがありまし た。
〔措置した内容及び再発防止策〕
規程の改定については役員会での承認が必 要であることから、今回の指摘以降の直近の定 例役員会(平成 29 年3月)において、規程改 定を議案として提出し、承認を得た上で、庶務 規程の条数の訂正を行いました。
今後は適切に業務を行うようにしていきた いと考えております。
様式1
包 括 外 部 監 査 の 結 果 に 係 る 措 置 通 知 書
部局等名 保健福祉部保健福祉課
(社会福祉施設事業団) 監査の実施年度 (平成 27 年度)
是正または改善を要する事項 措置の種別(取扱い方針5⑴ア~ウ) イ
○ 意見または要望とする事項 措置した内容等
(52 頁)
1 財務諸表の作成が適切に行われているか
(貸借対照表内訳表について)
法人内部の債権債務に該当する内部貸借 取引の消去が行われていない。
貸借対照表内訳表に「内部取引消去」欄を 設けるとともに、内部貸借取引管理用の勘定 科目で管理する方法を検討すべきである。
〔当該事項が発生した原因〕
決算書において内部取引欄を設けていなか ったため、内部取引の相殺消去の漏れが生じた ものです。
〔措置した内容及び再発防止策〕
平成 28 年度以降の決算においては、内部取 引欄を設けたうえで、内部取引を相殺消去する こととしました。
今後においても適切に対応したいと考えて おります。
様式1
包 括 外 部 監 査 の 結 果 に 係 る 措 置 通 知 書
部局等名 保健福祉部保健福祉課
(社会福祉施設事業団) 監査の実施年度 (平成 27 年度)
是正または改善を要する事項 措置の種別(取扱い方針5⑴ア~ウ) イ
○ 意見または要望とする事項 措置した内容等
(58頁)
2 財務事務の執行が適切に行われているか
(物品管理について)
過去に取得した物品で現在の固定資産計 上基準を超過している物件がある。
① 現状の資産計上基準で固定資産に計 上することが必要であるが、実情に合わ ない場合は、規程の改定が必要である。
② 現在リース資産が増加していること から、リース資産台帳の作成も検討する 必要がある。
〔当該事項が発生した原因〕
会計規定の周知不徹底により、事務処理の 誤りが発生していました。
〔措置した内容及び再発防止策〕
固定資産計上基準を超過した物件は、既に 償却期間が終了しているものばかりであり、 あらためて固定資産に計上することは適切で ないことから、以降の同様の備品購入にあた っては、会計規定に則り適切に処理を行って おります。
また、会計上におけるリース物件の取り扱 いについては、平成28年度に日本公認会計士 協会のリース取引に関する会計基準の適用指 針に基づいて処理を行いました。
今後においても適切に処理を行ってまいり ます。
様式1
包 括 外 部 監 査 の 結 果 に 係 る 措 置 通 知 書
部局等名 保健福祉部保健福祉課
(社会福祉施設事業団) 監査の実施年度 (平成 27 年度)
是正または改善を要する事項 措置の種別(取扱い方針5⑴ア~ウ) ウ
○ 意見または要望とする事項 措置した内容等
(60 頁)
2 財務事務の執行が適切に行われているか
(その他の固定資産について)
いわき市より無償譲受した資産について 減価償却を実施していない。
① 取得価額は、市の取得価額の 10%と していることから 10 万円を超えるこ と、さらに、長期にわたり利用又は所有 することから固定資産であり、減価償却 が必要である。
② 無償譲受の価格決定の経緯に関する 資料が整理されていない。取得・除売却 に係る資料は、適切に保管すべきであ る。
〔当該事項が発生した原因〕
会計規定の周知不徹底により、事務処理の 誤りが発生していました。
〔措置した内容及び再発防止策〕
当該資産(車両)については、いずれも購入 から年数が経過し、更新時期となっていたこと から、平成 27・28 年度に除却しました。
なお、今後同様の事例があった場合は、適切 に対応するよう、事務局長より職員に周知しま した。